teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


スレッド一覧

  1. 返信ありがとう(0)
  2. 闇怪盗ロワイヤルのご案内(0)
  3. 裏怪盗ロワイヤル(0)
スレッド一覧(全3)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成

新着順:95/2570 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

”全国同人雑誌協会”設立にあたって私のおもうこと

 投稿者:わだしんいちろう  投稿日:2021年 5月17日(月)09時24分17秒
  通報 編集済
  『季刊文科84号2021春季号』の「同人雑誌および本誌会員から」の欄に私の投稿が掲載されたので、少し長いですが紹介します。


全国同人雑誌協会設立にあたって私のおもうこと(『季刊文科84号2021春季号』)


 私が前橋文学伝習所事務局を担って発行している「クレーン」宛に、一般社団法人全国同人雑誌協会から設立趣意書等が送られてきた。実は、この会に私は理事の一人として参加する。
 設立趣意書には、第三回全国同人雑誌会議(本誌八十号に三田村博史氏が詳しいレポ―トを寄稿している)にて賛成多数を得たことと全国の同人誌にアンケートを送り、六十パーセントの賛成の返信を受けて二〇二一年四月二十日をもって設立するとある。
 私は第三回全国同人雑誌会議に参加して、全国組織などできるわけないと悲観論を表明した。その理由は、文芸思潮の呼びかけに応じて発足した関東同人雑誌交流会の第一回の会議の感触からだった。各同人誌の代表は、みな一家言の持ち主で名称を決めるだけで、三時間を要したからだ。各誌ばらばらで文字通り烏合の衆だった。関東地区だけでこのありさまなのだから全国なんてとても無理だと思った。仮に形式だけ作っても、時間とともに有名無実化したかつての団体の轍を踏むことになると思ったからだ。
 今回、代表理事である五十嵐勉氏(『文芸思潮』編集発行人)からの理事へのお誘いをうけ、迷うことなく承諾したのは、六五歳で退職し、コロナ禍の中、読書とオンライン将棋、アマゾンプライムビデオを楽しむ中、新しいことに挑戦するのも悪くないと思ったからだ。
 協会設立についての、全国の同人誌の賛成六〇パーセントは微妙な数字である。各同人誌は全国組織などなくても困らない。今まで通り発行していけばよいのである。しかし、閉塞感はどの誌も感じていると思う。毎号、同人たちで合評会を行っている同人誌は少なくない。しかしそれがいつも、似たようなメンバーでは、盛り上がらなくなってしまうし、議論も空回りしがちだ。かつて、私たちの合評会には必ず作家の井上光晴氏が同席してくれ、厳しい批評が浴びせられた。その容赦のない言葉に、その場で涙する者も、稀には井上氏に食ってかかる者もいた。
 全国同人雑誌協会の活動のひとつとして、同人雑誌評の充実を上げている。高所から自分の作品を批評してくれる存在は書き手にとってはありがたい存在だ。ただ、同人誌評をやる方は大変である。短い期間であったが、私も文芸思潮で関東同人雑誌評を受け持ったことがあり、その大変さは身に染みている。関東とその周辺ということで三十冊ぐらいの同人誌が集まってきた。その全部に目を通し、批評文を書かなければならないとなると、そうそう飛ばし読みもできず、忍耐を強要された。喜びはおもしろい作品と出会うことと、各同人誌から発散するエネルギ―を感じられた時だ。

 この拙文が読者の目に触れるころには、全国同人雑誌協会が設立された後であるとおもいます。『季刊文科』の読者の皆さんにも、会の行く末を注目していただけたらとおもいます。まだどちらに転ぶかわかりませんから。
そして各文芸同人誌の参加をお待ちしています。そこから楽しい交流と企画が生まれるかもしれません。

                       (『クレーン』前橋文学伝習所事務局)




 私はこれを契機に見知らぬ同人誌とコラボ企画がしたい。例えば「私がしびれた短歌」という共通のテーマで、賛同した同人誌が共通の特集を組むということです。同人誌の交流は誌上の交流こそふさわしい。年齢に関係なく見知らぬ土地に新しい友だちができるというのは楽しいですよね。この掲示板を見ている各同人誌の皆さん、一緒にコラボ企画してみませんか?

 
 
》記事一覧表示

新着順:95/2570 《前のページ | 次のページ》
/2570