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同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 3月31日(火)11時06分59秒
  「西日本新聞」3月30日(月)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「風土と方言」
冒頭、日巻寿夫さん「終わらないジェンガ」の第50回九州芸術祭文学賞最優秀作受賞と古川真人さん『背高泡立草(背高泡立草)』の芥川賞受賞に触れる。
あびる諒さん「漆の贅」(「詩と眞實」849号、熊本市)、島夏男さん「和江婆」(「照葉樹二期」17号、福岡市)
椎窓猛さん「イノシシ退治は苦笑い」(「九州文学」49号、福岡県中間市)、水木怜さん「やまぶき」(「照葉樹二期」17号)
随筆から、屋代彰子さん「芽生えのとき」(「九州文学」49号)、高野藍さん「魔の285A」(「照葉樹二期」17号)

http://hiwaki01.sakura.ne.jp/

 
 

受贈御礼

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 3月28日(土)16時57分23秒
編集済
  紹介する6誌を戴き、ありがとうございます。

●「樹宴」第18号(東京都葛飾区)は小説3編と評論、随想を掲載。「編集ノート」(駿一郎さん筆)には掲載作品が丁寧に紹介されています。鎌倉朝時代を舞台にした守屋陀舟さん作「迫川事変」は「農村の描写が素晴らしい。」と書かれています。ほんとうに「商業文壇では時代小説だけが花形」のようですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「ふくやま文学」第32号(広島県福山市)は小説13編と児童文学、詩、随筆のほか特集「人生の岐路」を掲載。特集では7名の方がそれぞれ「人生の岐路」を綴っておられます。拝読しながら、「はて、私の岐路はなんだろう」と考えてみましたが、何もなかったような、あれもこれも岐路かもしれないような……。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「さくさく」76号(東京都台東区)は小説18編と童話、書評、随筆に加えて「新開拓海・追悼」を掲載。「新開さんを偲んで 旅の途中に」(青木朋さん作)は故人への追悼の言葉も思い出も書かれていなくて、夕暮れ時のひとコマが綴られています。「偲んで」書かれたこの1編で故人が纏う雰囲気が伝わってきます。こんな「偲び方」をしてみたいし、されてみたいと思いました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「季刊遠近」第73号(横浜市青葉区)は小説5編とコラムを掲載。前72号掲載の小松原蘭さん作「妹」が第14回「全国同人雑誌優秀賞」を受賞。おめでとうございます。一時、退会され、結婚、育児を経て昨年また戻って来られたそうです。このようなニュースはうれしいですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「季刊午前」第58号(福岡市博多区)は小説4編と詩、評論、エッセイ、ショートコント選を掲載。同誌では毎月第3日曜日午後、参加自由の例会がもたれています。多くの同人会が例会を催していますが、これからどのようになるのでしょう。新型コロナウイルスが早く終息することを願うばかりです。

●「敍説」(福岡市中央区)Ⅲ-02・07・11・12号のバックナンバー4冊と新しく発行された17号を戴きました。研究者が集まって発行している同人誌です。特集は2号「島」、7号「〈精神病院〉の文学」、11号「近代小説と黒田藩」、12号「児童文学と『声』」、17号「師弟」です。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

http://hiwaki01.sakura.ne.jp/

 

同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 3月28日(土)15時03分32秒
  2020年3月22日 (日)付「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。

同人雑誌季評「季刊文科」80号=谷村順一氏
「ほんとうのこと」
《対象作品》稲葉祥子「あやとり巨人旅行記」(「雑記囃子」第24号・大阪府)/キンミカ「チキンファット」(「mon 」vol15・大阪市)/飯田未和「茄子を植える」(同)/佐伯厚子「紫の旗」(「樹林」vol 657・大阪府)/長谷一馬「ザリガニのメッセージ」(同)/秋尾茉里「季節」(「babal」3号・大阪府)/同「動く物」(「白鴉」31号・兵庫県)/大新健一郎「協力者」(同)/新谷翔「ガンズエリア」(「組香」第4号・大阪府)/水無月うらら「可燃」(「星座盤」vol .13・岡山県)/谷山結子「ギフト」(「せる」第113号・大阪府)/松田恵美子「たまごについて」(同)/丹羽加奈子「ミドリさん」(じゅん文学」第101号・愛知県)/切塗よしを「その風は蒼ざめていた」(「あるかいど」67号・大阪府)。

http://hiwaki01.sakura.ne.jp/

 

クレーン41号

 投稿者:わだしんいちろう  投稿日:2020年 3月 7日(土)15時40分56秒
  クレーン41号の丁寧なご紹介ありがとうございました。
毎日の新型コロナウイルスのニュースに気をとられ、現在社会の脆弱さが露呈しているようです。
 

受贈御礼

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 3月 6日(金)16時35分3秒
  紹介する8誌を戴き、ありがとうございます。

●「詩と眞實」No.849(熊本市南区)は小説2編と詩、詞華集、随筆を掲載。今号は3月号です。先に4月号の850号特集号を戴きました。長い期間をかけて準備された心意気を感じました。

●「クレーン」41号(群馬県前橋市)は小説3編と連載2編に加えて、特集「中山茅集子作品を読む」と「松本昌次さんを偲んで」を掲載。特集している中山茅集子さんは同人誌「ふくやま文学」に作品を発表しておられます。「編集後記」(わだしんいちろうさん筆)に、中山さんについて「井上さんからの厳しい指導を受けて、その作品に反映している第一人者だ。これを機会にぜひ読んでいただきたい。」とあります。当誌と「ふくやま文学」は井上光晴氏の文学伝習所で学んだ方たちによる姉妹誌です。特集には10名の方が作品について書かれており、「同時代の書評」、「懐かしのエッセイ」、インタビューで構成されています。また「松本昌次さんを偲んで」には6名の方が追悼文を寄せられ、氏のエッセイと短歌が紹介されています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「鐘」第32号(大阪府八尾市)は第37回「大阪女性文芸賞」の発表です。今回の受賞作は2編。神奈川県在住の薛(せつ)沙耶香さん「しかたのない羽」と、大阪市在住の岡本佳奈さん「ピンク」です。おめでとうございます。紹介ページを更新しました。

●「火の鳥」第29号(鹿児島市新栄町)は小説4編と随筆、俳句、特集を掲載。特集は「吉井和子先生 追悼記念特集」と題し、本紙を創刊された吉井和子さんの作品を再掲しています。今号は第2号(1992年11月発行)より「桜木の宿-樋口一葉気まぐれ紀行-」です。

●「筑紫山脈」第38号(福岡県久留米市)は小説4編と短歌、エッセー等を掲載。松里裕三子さんが、毎号、表紙絵を描かれている大國留美子さんにインタビューされた文章はプロフィールに始まり、当誌との縁、中村哲さんを支えてきたペシャワール会や水墨画の講師活動などを写真とともに紹介しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「木綿葉・ゆうは」第14号(熊本県八代市)は小説13編と評論、随筆、紀行、短歌、漫画を掲載。今号も300頁のボリュームです。国際漫画展で連続受賞された松島寿年さんの作品は「塹壕?(安全な通学路)」です。風刺のきいた作品はユーモラスでもあり、怖くもあります。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「照葉樹 二期」第17号(福岡市中央区)は小説6編と詩、随筆、俳句を掲載。「編集後記」で代表の水木怜さんが綴っておられるように、「芽ばえた頃は数枚の若葉に過ぎなかったその葉を今は艶やかに広げるまでになり」ました。もう14年目ですね。

●「九州文學」第49(通巻572)号(福岡県中間市)は小説9編と掌(短)編小説6編のほかエッセイ、詩、随想、訃報、遺稿、俳句、短歌、季評、コラムを掲載。編集発行人である波佐間義之さんが江口宣さんと宮崎哲太郎さんの訃報報告をしておられます。また宮川行志さんが「宮崎哲太郎(乙郷静彦)を悼む」と題した文章を綴られています。江口宣さんの遺稿「五つの断章」も掲載されています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

http://hiwaki01.sakura.ne.jp/

 

同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 3月 2日(月)13時04分27秒
  「西日本新聞」2月26日(水)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「人生模様」
柴垣功さん「ここは無人駅」(「詩と眞實」850号、熊本市)、杉山武子さん「坂道」(「火の鳥」29号、鹿児島市)
都満州美さん『海の見える丘』(海峡派社)、同「リカバリー・ルーム」(「海峡派」147号、北九州市)、「詩と眞實」850号記念号より宮本誠一さん「フラワー」・木下恵美子さん「蝙蝠(こうもり)」・辻一男さん「柵」

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同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 2月26日(水)11時51分53秒
  2020年2月13日 (木)付「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。

文芸同人誌評「三田文学」2020冬季号( 柳澤大悟氏/加藤有佳織氏)
No.140(2020年冬季号)で取りあげられた作品
・宮本誠一「慰留地」(「詩と眞實」VOL.842、熊本市南区)
・飯塚裕介「小さい絵」(「新奇蹟」第九号、東京都足立区)
・秋尾茉里「季節」(「babel」第3号、大阪府八尾市)
・内藤万博「機械兵団」(「マザー・グースREMIX」大阪市北区)
・谷口あさこ「新生」(「せる」VOL.111、大阪市旭区)
・篠原ちか子「ギプスが恋人」(「風紋」第14号、富山県富山市)
・稲葉祥子「あやとり巨人旅行記」(「雑記囃子」VOL.24、兵庫県伊丹市)
・北条ゆり「十六番目」(「まくた」第二九六号、横浜市青葉区)
・秋尾茉里「動く物」(「白鴉」31号、兵庫県尼崎市)
・さあらりこ「ミル・コリンのふもとへ」(「てくる」26号、滋賀県大津市)
・桜井夏実「まだら雲」(「青の時代」第46集、北海道函館市)
・木下衣代「十年食日記」(「黄色い潜水艦」70号記念号、奈良県北葛城郡)
・花島眞樹子「うどんげの花」(「遠近」第71号、横浜市青葉区)
・垣江みよ子「父の物語」(「樹林」vol.655号、大阪市中央区)
・真銅孝「エチ蚊」(「babel」第3号、大阪府八尾市)
・堀田明日香「ペイン・スレッシュホールド」(「中部ぺん」第26号、名古屋市千種区)
・水無月うらら「可燃」(「星座盤」vol.13、岡山市北区)

http://hiwaki01.sakura.ne.jp/

 

受贈御礼

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 2月13日(木)13時20分16秒
  紹介する6誌を戴き、ありがとうございます。

●「稲麻竹葦(とうまちくい)」第5号(大阪市中央区)は4作品を掲載。当誌は古代をテーマにした小説や評論、エッセイ等を掲載しています。創作もあり、研究対象としての知識と自由な発想で展開します。今回は「自由に日本書紀を読みました。」とあります。

●「AMAZON」No.499(神戸市西区)は小説2編と小品集2編に加え随筆等を掲載。長く本誌の表紙画を担当された黒野敬三さんが逝去されました。1968年1月から年6回発行の表紙画を全て描かれたのですから、膨大な作品数です。戴く度に力強いく個性的な作品が目を引きました。今回、黒野さんの小文「テクニックについて」を再掲しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「時空」第49号(横浜市金沢区)は小説2編とエッセイ、評論、書肆を掲載。「編集雑記」(38)(菊田均さん筆)を拝読すると、いつも自分の内にある普段は気づかないものを想います。今回は「死」について書かれています。若い頃は遠くにあったものが、月日が経つうちに経験が積み重なって違って感じるようになります。「50年という時間は、死についてのイメージを逆転させる程度のものではあった。」と語られています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「詩と眞實」850号記念特集号(熊本市南区)は記念号に相応しく小説25編とエッセイ、詩、随筆を掲載し、300頁のボリュームです。同誌は昭和23年、戦後の混乱の中で創刊された月刊文芸誌です。平成30年6月号にて記念号の作品募集を呼び掛けられ、時間を掛けて準備されました。編集された方がたの熱意を感じます。

●「日曜作家」第29号(大阪府茨木市)は小説3編と連載小説1編に加えて詩、エッセイ、随想を掲載。当誌を創刊し編集、発行してこられた大原正義さんの御逝去を「編集後記」で知りました。ご病気のことは知っていましたが、これからも代表として続けられると、勝手に思っていました。紹介ページの内容変更や近況などお知らせくださる度に、大原さんの同人誌に対する強い思いが伝わってきました。ご冥福をお祈りいたします。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「あしへい」22(北九州市若松区)は「葦平と天皇」を特集。小説1編の他、「火野葦平と文学の魅力」(田中一成さん筆)、「火野葦平『象と兵隊』論-兵士と象をめぐるインパール作戦の悲劇-」(増田周子さん筆)など12編が並んでいます。当誌は今号で終刊です。今後は形を代えての発行を計画中だそうです。全22号の総目次も掲載しています。これまでの執筆者は440名とのこと。

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同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 2月 5日(水)13時08分20秒
  2020年1月31日 (金)付「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。

同人誌時評「図書新聞」(2020・2・1)評者・志村有弘氏
 堀江朋子の「売出し中」(「文芸復興」第39号)は、副題に「西武池袋線沿線・想い出の記」とあるように、作者ゆかりの私鉄沿線の想い出を綴る。堀江の父は上野壮夫(詩人・小説家)。一家が奉天(瀋陽)から引き揚げてきたときに住んだ江古田の借家、勤めた保谷市にあった民族学振興会、通い続けたひばりが丘の歯科医院。民族学振興会で知り合った若林つやの悲しい恋も綴る。後に堀江が民族学振興会の跡地を訪れたとき、生え残っていた竹を見つけ、若林が時折竹藪に石を投げていたのを思い出し、「時代と世間に」石を投げていたのだと思う。堀江一家と親交のあった平林彪吾の息子(松元眞)の心優しい風貌、だが、その病床の姿は涙を誘う。つやの死も涙。特攻隊の少年志願兵であった肇(壮夫長男)が死去したおりの慟哭する母の姿。作品末尾の「時は去り、人は逝き、私はここにいる」・「私も今をひたすらに生きるしかない」という文章が心に残る。ふと、人生とは諦念の繰り返しであるのか、と思う。堀江朋子は、見事な文人だ。
 関谷雄孝の力作「竪川河岸通り春秋‐躯の芯の無造作に丸められた固まり‐」(「小説家」第147号)が、「私」の少年時代から起筆し、医師となり、患者と向き合う姿を綴る。作品で見落としてならないのは、自分の「躯の芯の暗い所に柔らかい球のような形のもの」を「大切にしなければ」ならぬと意識し続けてきたこと。これが「私」の根底に存在し続ける。若年性家族性ポリポージスを患う中村一若(高校生)の手術、その後の一若と向き合う誠実な姿に感動を覚える。結局、一若は後に死去するのだが、「私」は一若の存在を忘れることができない。作者としては書いておきたい作品であったのだろう。
 藤川五百子の「マイマイガ毛虫と芋虫」(「文芸長良」第39号)の主人公は、登校拒否を続ける香子(中学生)。香子は小学生のとき、いじめにあい、不登校となる。害虫のマイマイガ毛虫の駆除に熱中したりするが、布団を被って芋虫のように寝る。やがて、訪ねてくる人と言葉を交わし、家事もするようになる。母は教師、入院している父は酒好き。祖父は家に帰ってこない。そうしたなか、祖母が倒れた。香子が祖父にスマホで連絡し、祖父が家に来た日、祖母に異変が起こる。そのとき、香子はペットボトルに詰めた毛虫たちは今どうなっているだろうか、と思う。作品はそこで終わる。家庭の状況は大変だが、成長してゆく香子の姿に安堵。優れた構成力、簡潔な文章、場面の展開も早い。
 藤蔭道子の「風のうた」(「風の道」第12号)は、散文詩を思わせる短編小説。作品の語り手吉方治子(四十九歳)は、母が亡くなり、兄と相談して空き家となった家を処分した。更地となった土地を見にきて、引っ越してきたときのこと、坂の上のお屋敷に住む坊やちゃんのこと、庭を愛した母のことを綴る。お屋敷もとうの昔になくなり、「いまとなっては、すべて幻」と記す。乙女椿、柊南天、木蓮、百日紅など様々な花が示される。作者の技倆であろうか、そうした花々がなぜか寂しく感じられる。治子は、再び来ることはないだろうと思い、道を歩きながら「夏草や兵どもが夢の跡」の句を口走る。そうだ、母も治子たちも家族みんなここを拠点として戦い、生きてきたのだ。
 エッセーでは、「吉村昭研究」が48号を重ねた。今号は第11回悠遠忌の講演録等が軸になっているが、ひとりの文人の研究誌を発刊し続けていく努力に、敬意を抱く。
 詩では、たかとう匡子の「花ばな問答」と「蜂騒動記」(時刻表第6号)が圧巻。「花ばな騒動」は、山茶花を視座とする作品。夢幻の世界を想起させる箇所があり、詩語の配列と展開が見事。「さらにさらにさらに」、「ひとひら/またひとひら」という、平仮名表記の反復技巧。女性ならではの表現も感じられ、優れた詩才に感服。「蜂騒動記」は、前半に蜂を退治する光景をコミカルに描き、最後に空き家現象・独居老人の死に触れて、過疎化日本の現状を示し、末尾に取り外されたオオスズメバチの巣が福祉センターの「自慢の置き物」になっていると結んで、苦笑を誘う。たかとうならではの作品である。 以下略)
《参照:堀江朋子の西武池袋沿線の想い出を綴る秀作(「文芸復興」)――関谷雄孝の誠実な医師の姿を描く力作(「小説家」)》

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同人誌評

 投稿者:ひわき  投稿日:2020年 1月31日(金)16時04分41秒
編集済
  「西日本新聞」
1月31日(金)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「集大成」
深田俊志祐さん「同志、逝く」(「九州作家」133号、北九州市)、井本元義さん『太陽を灼(や)いた青年 アルチュール・ランボーと旅して』(書肆侃侃房)
有森信二さん「喫水線」(「海」23号、福岡市)、小稲原ひろ子さん「黒糖と反骨の島から(上)」(「火山脈」25号、鹿児島市)、木山葉子さん「火鈴」(「木木」32号、佐賀県唐津市)

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