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皆さん、ご無沙汰しています。矢田谷です
木元さんからメールが来ましたので、転載します。
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ご無沙汰しております。木元です。
お元気でしょうか?
実はいま私、赤道直下、東太平洋上におります。
アメリカの深海掘削船JOIDES Resolution号に乗船をしており、すでに一ヶ月以上が経過しました。
残り2週間弱を残しておりますが、現在も海洋底を掘削している最中です。
この研究は統合国際深海掘削計画(IODP)という国際プロジェクトの一環で、日本から研究者が僕も含めて9人乗船しております。ほか、アメリカ、中国、フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、フィリピン、スウェーデン、インドなど、複数の国の研究者が乗り込んできております。
今回の航海のテーマは、過去4000万年以降の太平洋の海洋環境の変遷を明らかにすることです。
航海の様子は、以下のページで公開しておりますので、ぜひみてみてください。トップページよりリンクが貼られております。
http://www.j-desc.org/
我々の航海名は、exp321という航海です。
この船は長さ150m、トン数では15000トンくらいある、地球科学のための掘削船です(写真)。日本の掘削船「ちきゅう」ができる前にはこの船が最大でした。このJOIDES
Resolution号はすでに20年以上の掘削の実績があり、世界のあらゆる海を訪れて掘削をしております。日本にも数回きたことがあります。
この船には掘削のためのリグ(やぐら)があり、ここから海底に向かってドリルパイプが降ろされます(写真)。海底の堆積物は1*2時間に1本(10m)海底から引き上げられます。円柱状の堆積物を船内で半分に割って、肉眼記載、顕微鏡観察、古地磁気測定、密度、含水率、p波速度、帯磁率などの物性が測定されます(写真)。僕の仕事はこのあとで、サンプリングを終えた試料について様々な元素について化学分析を行います。
研究者は12時間交代で仕事をしており、僕はちょうどいま仕事を終えたところです。
12時間働くのは結構疲れますが、毎日充実した生活を送っております。毎日研究のことだけ考えてればいいという生活は、あるいみ非常に贅沢な時間かも知れません。
それでは今日はこのへんで。
むつにもまた行く予定ですので、またご連絡いたします。
きもと
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